少しでも有利に試験を受けたいんだけど、どうすればいいのかな?
公務員試験に有利になる資格ってあるのだろうか?
こういった疑問にお応えします。
公務員試験は真面目に学習した人が勝てる試験です。
資格試験の学習などは試験で有利に働きますよ。
今回は、公務員試験で絶対に合格を勝ち取りたい人に向けて、おすすめの資格をご紹介します。
できれば公務員試験が本格化する前に先んじて学習したい内容ばかりですね。
本記事の要点
- 公務員受験生が絶対に取得すべき資格3選
- おすすめの資格と加点対象の受験先
- よくある質問
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Contents
- 1 公務員試験で加点対象となる資格
- 2 公務員試験では英語は加点されやすい
- 3 【朗報】国家公務員総合職はTOEICで最大25点の加点あり
- 4 【国家一般職】TOEICで加点はないが勉強する価値あり!
- 5 地方公務員にもTOEICはおすすめ
- 6 スタディサプリEnglish(スタディサプリイングリッシュ)
- 7 公務員に日商簿記はおすすめ
- 8 【補足】そのほかの外国語も加点を受けることが可能
- 9 ITパスポートは公務員試験で加点が受けられる
- 10 【おすすめ】公務員志望者は運転免許をとっておこう
- 11 公務員になってから有利な資格
- 12 宅建は受験時にも公務員になってからも役立つ
- 13 職種別に有利な資格
- 14 よくある質問
- 15 【まとめ】公務員試験で役立つ資格をとっておくことが合格への近道
公務員試験で加点対象となる資格
- 【おすすめ】英語
- 【おすすめ】日商簿記
- 【おすすめ】自動車免許
- IT系資格
- スポーツ系資格
- そのほか外国語(中国語、韓国語)
特に英語と簿記資格は公務員試験だけでなく就活でも役立つ資格。
(ぼくも実際にどちらも資格を取得していました。)
公務員試験では英語は加点されやすい
公務員試験では多くの受験先で英語の加点が得られます。
背景には、日本が国際化を目指しており、英語の活用を重視していることが挙げられます。
全資格の中で唯一、公務員試験本番にも出題される科目です。そのため、資格加点を狙える上に公務員試験お本番でも得点源にできますね。
だから、英語は全資格の中で最優先で勉強すべき科目です。
公務員試験ではTOEICが特に加点されやすい
英語の試験には様々ありますが、その中でも最も得点に反映されやすいのがTOEICです。
TOEIC(トーイック)とは、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。
日本の就職試験では最も使用される指標で、多くの民間企業でもTOEICを選考のベンチマークとしています。
TOEICをおすすめする最大の理由は、リーディングとリスニングだけで受験できるため、得点アップが比較的容易なこと。
英検やTOEFLやIELTSなどは日本人にとって最難関であるスピーキングの科目があり、短期間での得点アップは至難の業ですね。
【補足】TOEIC IPは公務員試験には不向き
TOEICとひと口に行っても2種類が存在します。
- 「TOEIC®公開テスト」:TOEICには公式が主催
- 「TOEIC IP」:大学や企業が主催
おすすめは「TOEIC®公開テスト」ですね。企業や公的機関が資格として認定しているケースが多くとても使い勝手が良い試験。
一方で、「TOEIC IP」は使用できる受験先が少なく、公務員試験には不向きですので注意しましょう。
【朗報】国家公務員総合職はTOEICで最大25点の加点あり
国家総合職試験では、TOEIC730点以上の取得者は25点以上の加点が得られます。
600点以上でさえも15点の加点を得られるので、TOEICを勉強しない手はないですね。
国家総合職レベルの受験者層であれば、少なくともTOEIC600点以上を取得するのはそう難しくは無いはずなので、国家総合職受験者は必ずTOEICを受けておきましょう。
【補足】国家総合職をTOEICなしで合格できるか?
結論、国家総合職受験者はTOEICなしで合格可能です。
しかし、国家総合職受験者レベルであれば、TOEIC730点を獲得するのはさほど難しくないはず。
国家総合職のTOEIC加点制度は近年できたばかりでまだそれほど利用者はいませんが、徐々に利用者の数も増えてくることが予想されますね。
確実に国家総合職に合格したいのであればTOEICはマストだと思います。
【国家一般職】TOEICで加点はないが勉強する価値あり!
残念ながら国家一般職ではTOEICで加点を得ることはできません。
しかし、国家一般職の教養試験の中で、英語は教養試験の文章理解で5問、専門試験の選択科目で合計10問も出題されており、確実に得点源にしたい科目。
仮に国家総合職で25点加点されるTOEIC730点ほどの英語力があれば、国家一般職程度の問題であればほぼ満点を取れるでしょう。
国税専門官志望もTOEICは活かせる
国税専門官の英語出題数
- 教養科目:5問
- 専門科目:6問
国税専門官の試験でも英語の出題数は多いです。
そのため、TOEICを勉強する価値は十二分にありますね。
地方公務員にもTOEICはおすすめ
【地方公務員】TOEICが加点される役所
役所 | TOEIC | TOEFL-iBT | 英検 | 国連英検 | IELTS |
秋田県庁 | 730点以上 | 80点以上 | 準1級、1級 | B級以上 | - |
福井県庁(事務等) | 730点以上 | 80点以上 | 準1級、1級 | - | - |
福井県庁(警察等) | 730点以上(20点) 600点以上(10点) | 65点以上 | ー | - | - |
長野県庁(行政A) | 730点以上(40点) 600点以上(20点) | 80点以上(40点) 65点以上(15点) | 準1級以上(40点) | - | 6.5以上(40点) 5.5以上(20点) |
長野県庁(行政A以外) | 730点以上(30点) 600点以上(15点) | 80点以上(30点) 65点以上(15点) | 準1級以上(30点) | - | 6.5以上(20点) 5.5以上(15点) |
英語の加点を受けられる自治体はそこまで多くはありませんが、地方上級の出題科目として英語の占めるウェイトは高いです。
そのため、TOEICを勉強するメリットは大きいですね。
結論、公務員志望者は英語の資格勉強をしておけば間違い無いということですね。
公務員地方上級でTはOEICは600点以上を目指そう
730点も得点できれば地方上級の英語ではほとんどの問題が解けるレベルです。
そのため、TOEIC600点以上を一つの目安として勉強しましょう。
TOEIC600点からは民間就活でも評価されます。
600点くらいであれば、オンラインの英会話のようなサービスは少しオーバースペック気味。
最低限、TOEICのコツやポイントを学べるサービスがあれば十分かと。
そこでおすすめのサービスがスタディサプリ ENGLISH
スタディサプリイングリッシュは最初の1週間無料トライアル期間があるので試しに使ってみるのがおすすめ。
スタディサプリEnglish(スタディサプリイングリッシュ)
ポイント
- TOEICテスト対策をするなら英会話講師とのレッスンは不要(あくまでTOEICテストで得点するため。)
- おすすめは毎月レッスン。(3ヶ月も学習すればある程度テストの形式も理解でき、独学での対応も可能となってくるのでその後は退会してもOK。)
- 無料レッスン期間が7日間ついているので、その間に入会の可否を判断すべし。
※登録にはクレジットカード決済、もしくはキャリア決済が必要です。
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公務員に日商簿記はおすすめ
公務員になってからも簿記は役立つ
公務員になってからも簿記の知識が活かせる機会は非常に多いですよ。
- 税務課:確定申告書や決算書の読み方、税金の計算などに活かせる
- 会計課:資金の出納管理などで簿記の知識が役立つ
- 経理課:資産の管理などの帳簿作業に役立つ
- 財務課:予算や決算などの情報を読めると政策立案や判断に活かせる
- 各課の管理系の係:予算や決算の取りまとめの際に簿記の知識を活かせる。
簿記の資格はとにかくとっておいて損がない資格です。
公務員だけでなく、民間就活を併願するときにもアピールできますね。
公務員試験には簿記2級がおすすめ
おすすめは簿記2級を取得することです。
簿記3級では基礎的すぎる内容であるため、2級くらいの知識を持っていると就職活動で評価されるラインですね。
クレアール
おすすめはクレアール
簿記2級の取得には約1万円ほどあれば十分ですね。
簿記は国税専門官の試験で有利になる
簿記を有していると国税専門官の試験で有利になります。
国税専門官の試験では会計学が出題されますが、この内容は簿記とかなり被っているからです。
国税専門官は公務員試験の併願先として非常に人気のある職種ですが、選択科目である会計学がネックとなって併願を諦める人も少なくありません。
そんな中で簿記を取得しておけば、受験先を1つ増やすことにも繋がりますね。
【補足】そのほかの外国語も加点を受けることが可能
公務員は中国語でも加点を得られる
中国語も若干ですが、加点対象となる役所もあります。
例えば、警視庁などでは中国語も加点対象となっていますね。
公務員は韓国語も加点対象となる
韓国語も加点対象となる役所はあります。
警視庁では韓国語も加点対象とされていますね。
中国語や韓国語でおすすめのオンラインスクールはECC外語学院。
正直なところ、外務専門職を狙うでもない限り英語以外の語学はあまりコスパが良くないですね。
ITパスポートは公務員試験で加点が受けられる
ITパスポートで加点される受験先
- 警視庁
公務員組織では、近年デジタルトランスフォーメーション(DX)が進展しています。
そんな中でITパスポートを持っていることで仕事の幅が広がり活躍できる人材になれます。
このほかにも基本情報技術や応用情報技術者 などの資格が公務員試験では加点対象となります。
【おすすめ】公務員志望者は運転免許をとっておこう
普通自動車免許は2つの理由から取得しておくことをおすすめします。
- 業務で使用する機会が多い
- 公務員になってから免許を取得するのが難しいケースも
荷物を運んだり遠出するときに車を業務で使用するケースも多いです。
運転免許を持っていないことで業務で困ってしまうことも。
また、公務員になってからはどうしても外せない仕事があったりして思うように自動車学校に通えないケースもあります。
仕事の都合で自動車学校の卒業が何ヶ月も伸びた後輩もいましたね。
おすすめは大学生の夏休みや冬休みに免許合宿などで一気に免許を取得してしまうことです。
一度免許を取得さえすればその後は免許更新するだけで自動車免許を維持できますね。
おすすめの運転免許センター
- 合宿免許受付センター
:全国各地でトップクラスで安い合宿免許センターを紹介している。
免許合宿は、免許取得費用や食費や水道光熱費を全て含めて18万円から。
一人暮らしをしている人なら、生活費も節約できますね。
個室も用意されているので一人参加するのも全然オッケー。
合宿免許は期間も費用も圧縮して効率的に免許を取れますね。
公務員になってから有利な資格
- MOS(マイクロソフトオフィス検定)
- FP(フィナンシャルプランナー)
公務員試験では加点されませんが、公務員になってからとても役立つ資格をご紹介します。
順番に解説していきますね。
mosは公務員の必修科目
MOSとは、マイクロソフト社製のソフトウェアをとりあつかうスキルを証明できる国際資格です。
このMOSは、間違いなく100%絶対に、公務員になってから確実に役立つ資格だと断言します。
というのも、日本の役所はどこもマイクロソフト社のソフトウェアをインストールしたパソコンを使っており、日本全国どこの役所に就職しても必ず使える万能スキルですね。
ちなみにぼくはMOSを取得していませんでしたが、就職してから猛烈に後悔しました。
特にExcelなどで数千件以上のデータを分類するときに、関数を使えば一瞬で終わるところ、関数を知らないばかりにすべて手作業で処理をするハメに。
そこから勉強してマイクロソフトの知識を身につけましたが、初めから勉強しておけばよかったな〜と後悔しています。
ユーキャンのMOS講座が最も安く受講できるのでおすすめですね。
公務員はFPを学んでおくと将来設計に役立つ
FP(ファイナンシャルプランナー)は、税金や社会保険料や年金などの知識を幅広く学ぶことができます。
特に社会保険関係の業務に就く公務員にはおすすめの資格ですね。
公務員がファイナンシャルプランナーを取れば人生設計にも役立つ
生涯にかかるお金の総額など、お金に強くなれる資格です。
実務でも役立つ上にあなた自身の人生設計にも大きく役立つ資格ですよ。
どちらかといえば「お金の教養」として役立つような資格と言えますね。 幅広い知識を学ぶことができますね
公務員の仕事は FP1級の実務経験として認められる
ファイナンシャルプランナーの1級・2級を取得するためには実務経験が必要となりますが、 公務員の仕事が実務経験として認められます。
日本FP協会が公式に認めています。
官公庁・自治体公益法人・公益団体等
- 税金に関する相談・教育等→税務課
- 公的年金・社会保険に係る相談・講師業務等→年金課・国民健康保険課
- FP分野に関する各種生活相談・消費者教育の企画・運営→消費生活相談課
- 消費者向け出版物の企画・制作(FP分野に関する内容)→広報課
- 職員の総務福利厚生に係る業務(相談・社員教育等)→福利厚生課
引用:日本FP協会公式HPより
このように実に幅広い業務がFPの実務として認定されます。
宅建は受験時にも公務員になってからも役立つ
技術系公務員の場合、 宅建は受験時にアピールポイントになります。
宅建は民法の出題が共通しています。
事実、低学年のうちに宅建の受験勉強を推奨し、その上で、公務員試験の対策をとるという大学もありますよ。
地方公務員は宅建を活かせる機会が多い
都市計画課・用地課・固定資産税課→宅建業法、都市計画法、建築基準法の知識をアピールできます。
資格そのものの加点はありませんが、熱意のアピールに活用できますね。
職種別に有利な資格
技術系の資格は地方公務員でもいくつかの自治体で加点対象となっています。
公務員土木職に有利な資格
- 施工管理士
- 電検
- 建築士
危険物取扱者(甲種)は公務員におすすめ
公務員土木職におすすめの資格
- 技術士(建設、総監建設)
- 1級土木施工管理技士
- 1級舗装施工管理技術者
公務員電気職におすすめの資格 公務員 電気 資格 50
よくある質問
公務員試験にTOEICはいらない?
必須ではないですが、とっておいた方が間違いなく有利。
国家総合職や一部の地方自治体では加点対象となっている他、国家一般職でも貴重な得点源となります。
大学受験と同じく、英語ができることは合格への近道となりますよ。
資格取得はいつから目指すべき?
資格取得はできるなら大学1年生頃から初めていた方が良いでしょう。
特に自動車免許は大学1〜2年生のうちに取得する人も多いですね。
英語や簿記は大学2〜3年生くらいに取得する人が多い印象ですね。
公務員試験と資格試験はどちらを優先すべき?
原則は公務員試験を優先しましょう。
ただし、公務員試験と資格試験は決して両立できない試験ではありません。
何の資格の勉強をしようか悩んでいる方はTOEICの学習がおすすめですね。
毎日の英語学習にTOEIC試験対策を取り入れるだけでも効果はてきめんかと。
【まとめ】公務員試験で役立つ資格をとっておくことが合格への近道
特におすすめな資格
- 英語:TOEIC600点以上を目指す
- 簿記:2級〜3級を目指すと効果的
- 自動車免許:普通二輪免許を取得
上記の資格はどれも取得が欠かせないおすすめの資格です。
公務員試験だけでなく就職活動やその後の社会人生活でも役立つことでしょう。
これらの資格はぼくも大学生のうちに取得していましたよ。
技術や知識をアピールするのにおすすめの資格
- ITパスポート:ITリテラシーの高さをアピールできる
- 宅建:建築関係の技能をアピールできる
- 電検:電気関係の技能をアピールできる
これらの専門的な知識が必要な資格は就職活動で熱意のアピールにもなりますね。
特に技術系公務員を目指す方にはおすすめの資格だといえます。
どの資格を取るべきか迷っている人は英語か簿記から始めよう。
どの資格を取ろうか迷っている人は、まずは英語・簿記・自動車免許を取得しましょう。
これらを取得しておけば、公務員試験で有利に働くことは間違いないです。
合格するかどうかは今すぐ行動できるかどうかにかかっていますよ。
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